中学の時の先輩だったのかな?

それなら仕方ないよね…。



私がそんなことを思っていたら、清水くんはその先輩と一緒にこちらに向かって歩いて来た。

なんか凄くお似合い…。


「福永!なんか仲川先輩、人形劇部なんだって!だから案内してくれるって!」

「そうなんですか?あの私、見学したくて…」

「いや~!何この子!ちっちゃくてかわいい!」



ちっちゃくって先輩も同じですよ?(笑)

っていうか、先輩の方がかわいいですからね?


「もう、大歓迎よ!ささ、着いてきて!」


そういって先輩は歩きだす。
その後ろを歩いている途中、

「ごめんな?先輩あんな感じだから大変かもしれない…」

「ううん。明るくて楽しそう。」


なんか、清水くんと話してる時はいいなぁとか思っちゃうけど、先輩なんだもんね。

仲良くて、あたりまえだもん。