「これから、福永の誕生日会を行います。」





……………私の誕生日会?



まさか、みんなこのために舞台裏に入って行ったのか。





「じゃあ人形劇部らしくこれから人形劇をやります。」





清水くんが言葉を言い終わるのと同時に舞台の幕が開く。






そこに出てきたのは、私たちと同じような制服を着た可愛らしい男の子と女の子の人形。