さりげな~く近づいてドアの窓から廊下を覗く。



ちらりと見えたのは恵里先輩の顔と清水くんの背中。




恵里先輩はなんか顔が赤い…?



そんな恵里先輩に手を差し出す清水くん。



その手を笑顔で掴んでなにか言っている恵里先輩。



「汐莉、ドアの前うろちょろしてどうしたん?」


「葵先輩こそうろちょろしてどうしたんですか?」