「私も宿題やんないと…。見事に作文系が残りました。」

「俺、文書くの嫌いじゃないよ。」

「そうなんですか!いいですね!」

「話作るのとか好き。」




羨ましい…

私にもそんな才能があれば…




「中川先輩、ちょっといいですか?」

「なんだーい?」




そう言って2人は廊下に出て行った。



気になって仕方ないです…


「汐莉、どした~?」




どうした?って聞かれても…


「何でもないですよ?」



こう答えるしかないですよね。