コンビニから出て、数分したら私が通う高校がある。
少し校舎は、かび臭いけど私は、この高校が意外に好きだ。

「まい!おはようっ」

明るく挨拶をしてくれたのは、私の親友の"あや"だ。
「あや。おはよう!」

私達は、階段を上り教室に入った。

「今日、転校生来るんだって〜。イケメンかな〜」

「あや、彼氏いるじゃん…」

「それとこれは、話が別なのっ」

「ラブラブなくせに」

「それほどでも〜」

そう。あやには、他校に彼氏がいる。派手なあやには、正反対の爽やかで優しそうな彼氏。正反対の二人だけど、順調に愛を育んでいるらしい。