学校に着き、靴を履きかえた。 「まいって、案外に天然なんだな!」 「そんなわけない!空くんが馬鹿で、天然と天然じゃない人の見分けがつかないだけ!」 「馬鹿って言ったなっ!」 「だって、馬鹿じゃん」 「馬鹿、馬鹿言うなーっ!ちぃーとは、傷付くんだよっ」 「アハハっ!傷付くんだ、馬鹿ぁ〜」 私達は、子供の言い争いみたいな、くだらないことで、争っていた。 意外に楽しくて、私は終始笑っていた。 そんなこんだで、教室についた。