――――――。
僕は世界を慈しんで、憎んでいる。
この世界に存在するもの全部、愛しているし憎んでいる。
何より僕は世界が恐い。
だから今まで闘ってきた。
ずっと独りで。
ずっと独りでも闘って生きていく。
これからも、ずっと。
そう思っていたあの日の僕。
君に会うまで。
『ねぇ、殺し屋さんっ。』
僕が殺し屋だって言ったら恐がるわけでもなく嘲笑うわけでもなくただ笑ってくれた。
『・・・殺し屋さんも独りなの?』
僕が独りだと知った時、君は嬉しそうに笑ったから僕には解った。
『お揃いだねっ。』
そう、僕等はお揃い。
独りぼっちで闘ってきた。
だから泣きたいほど叶えたい願いが出来たんだ。
居場所が欲しい。
できることなら君と共に闘いたい。
世界が恐いと言った僕に私もだよと言ってくれた君。
亜桃、君と生きたい。
そう願った。
だから僕は君を諦めない。
生きることをやめないよ。
どうか信じて。
いや、信じてくれなくても良いよ。
僕は信じてるから。
僕のこと傷付けたって良いよ。
傷付かないから。



