大和の言葉通り、間宮は昨日は元気そうだった。なのに風邪か? 不意に昨日の事を思い出す。昨日は真冬だっていうのに間宮は薄着だったな。 「あのアホ女・・・」 「?どーしたの、優史。」 「・・・べーつに。」 仕方がないから、特別に、様子を見て来てやるか。 俺はそう思いながら誰もいない隣の席を見た。