「あぁ~あ・・」 利香のため息が響く。 「ったく。いつこんなゴミと仲良くなったんかねぇ」 「りか!」 あきねが叫んだ 「誰かが来る!下手したら先生だよ」 あきねの顔からしてかなり焦っている。 それもそうだ。 このトイレはびしょ濡れのスカートの切れ端やらびしょ濡れの私と私の血 落書きされた私の靴 雑巾なんかが散乱していた。