特上男子

軽く自己紹介を終わらせ、私たちは水着に着替えて海へと繰り出した。


みんな存在が派手過ぎてメッチャ目立っとるやないの。


普段こんなに注目を浴びる事がないけん恥ずかしいっ!!


それにしても……。



「結さんオッパイでっかい!!」

「身長がないぶん胸に栄養がいっちゃったのかもぉー」



胸に栄養が……?


はて……なら私の栄養はいずこへ…………。



「お母さんのお腹の中に忘れてきちゃったんじゃない?」



私の頭の中を覗いたかの様な発言。



「凜子のぶぁかぁぁぁっっ!!」



私は走って海に飛び込んだ。


あっ!!


化粧しとるんやった……。


まっ、いっ……いいわけないやろ!!


智輝さんおるんやぞーっっ!!