「…お前といい、桜木といい…まともな女子がいねぇなぁまったく…」 先生ひどい。まともな女子なら居るじゃない、あたしが! …うん、嘘よ。あたしはまともじゃないわ、たぶん。 「はい、終わり〜。授業頑張りなさいよ〜」 オカンか。 「なぁ苺」 『何一樹』 1限は数学…。マジか、最悪だな。 教科書を出しながらそんなことを思った。 「オレの痛みきった髪の毛もなんとかしてくんね?」 『……男ぉ?』 「何だよその顔!」 かわいい女の子の髪をやるならまだしも…。