「すごいね、いろんな所行ったんだね」
涼平らしい優しい色づかいの風景画は
やっぱり朱希の好きな涼平の絵と同じだった
「そりゃあもう、
あの人と一緒にいたら怖いもの知らずだからね
楽しかったよ色んな人に会って」
そりゃあこんなにたくさんの所行ったら色んな人に会うだろう
そのくらいたくさんの絵があった
「絵をね、すごくちゃんと見てくれる人が多かったよ
日本より、外国の方が」
「どういうこと?」
呟いた涼平の言葉に質問をすると涼平は嬉しそうに答えた
自分が好きなことになると本当に嬉しそうにするのが朱希も嬉しい

