紫藤夏希が向かって来たのは

さっき目の前で倒れた


クラスメイト…


あぁ…「ひかり」は
この女の名前だったのか


俺は一人で納得した


「キャァァァァ!!!!!」


紫藤はその子を
お姫様抱っこをして


走って行った


「どうしたんだ?涼(りょう)。」


「……別に。」



-涼Side 終-