我が儘な王様の犬とか興味ない


そんなことより

年下の麗に婚約者が居るってことに驚きだ


「……さすが双子」


「……あぁ。やっぱ双子だな」


「?」


二人して意味深な言葉を言ったのを横目で怪訝そうに見ながら


タイムスリップしたように

七色の光に包まれ、

見知らぬ場所についた