そんな中、

真っ赤になって見ていた



麗は静かに言った


「ひかり…、落ち着け」


だがその声も

今のひかりの耳には


一文字も入らない

仕方ないと思ったのか
耳元で囁いた


「ひかり」


「ひゃぁっ!!?」