『ん?何?』 『班決めの紙、今ある?』 あぁー、それね。と言って、慶太は席から紙を持ってきた。 『はい。』 『ありがと。へー、双史と翔唯と慶太、同じ班なんだ。』 すると慶太は不思議そうな顔をした。 『いつも、俺ら三人一緒だしな。カノ、今日の生徒会、出ないのか?』 『うん、部活。じゃ、誉先輩によろしくね。』 アタシはまた教室に戻った。