あたしだけが一人、 ドキドキして 緊張して 照れてるのが悔しくて。 君に少しだけでもいいから ドキドキして欲しい。 なんて想いが溢れて あたしはとんでもない言葉を 口にしてしまった。 「…え」 予想通り、口と目をまん丸に 開けている君。 「あ…」 ― ダッ 次の瞬間、 あたしに弁解の言葉を 考える間も与えず いきなり教室から飛び出していった 君。 え……? 言わせ逃げですか?