帰り駅に着き、電車を降りる。 あの後私は佳の隣でじっと座って、少しドキドキした。 「じゃぁ実梨、またね」 「うん、またね」 別れ際にチュッと軽くほっぺにキスをされる。 …まぁ、慣れてる私はのけぞることもなく、そのまま佳の行動に対処した。 今日はちょっと異様に佳のこと目でおったり、意識しちゃう…。 何でだろ…。 まるで、最初佳を好きになった時の私に戻ったみたい…。