その後、先輩は早瀬先輩にメールして、私たちは店に戻ることはなかった。







「じゃぁ実梨、また明日ね」



「はい、先輩。
今日はありがとうございました」



「ううん、俺はそんなたいしたことしてないけど・・・」



「いえ、先輩のおかげで助かりました」



「・・・そっか」



「じゃぁ、おやすみなさい」



「うん、おやすみ」



家まで送ってくれた先輩と別れ、家に入った。



「ただいま~」



「おかえり。
もう7時よ?
ごはんは?」



「食べる」



知らなかった。



もうそんなに時間が立ってたんだ。



やっぱりこの季節になると早く暗くなって時間がわかんなくなるな・・・。















ご飯を食べ終へ、お風呂から上がった後、ベッドに横になった。



「は~、今日はつかれたなぁ~。
・・・明日、どんな顔して紀田くんに会えばいいんだろ・・・」



う~んと寝がいりをうって目をつむった。



ちゃんと話せるかな・・・。