「 ・・・葵と、一緒になるために 先に俺が”外”に出たい 」 私より一歩先に社会に出る先輩。 誰よりもプライドの高い先輩が 頭を下げている。 ”あの”泰雅先輩が。 きっと私がいなかったら 先輩は自由に進路を選べたはず。 私が将来不安にならないように、 ”ずっと一緒に居られるように” 先に社会に出て、私の不安を 取り除いてくれる。 ────────先輩が、こんなにしてるのに。 私は、怖がってばかりで、 頼ってばかりで、 強くなるって決めたのに。