──────────────・・・そそる。 「 んっ・・・ちょ・・・ッ! 」 葵の手をひいて、家に入る。 ドアを閉めて、俺は葵の唇を塞いだ。 赤い唇、頬。 少し潤んだ瞳。 「 ・・・・・・・可愛すぎだろ・・・ 」 俺だけが知っていた葵の素顔。 今じゃ、俺が知らない顔で、 無意識に俺を誘ってくる。