家まで送ってくれた、メガネ君。


・・・・

家の前には、渡瀬の姿。


「渡瀬君、やっぱり君には

苺は渡せませんね」


「?!」

「あなたのファンに、

いじめられてましたよ」

「・・・・」


「苺から、離れてあげてください」


私は何も言えないまま、

家に入った。