--------------------


結局、私達は揃って遅刻

4時間目の終わって、丁度お昼時

ワイワイ騒がしい、この時間に

私達は何気ない顔で

学校に登校していった

私に紹介したい人って・・・誰だろ

彼は私の気持ちに気づいてるはず

でも彼は真っ直ぐ先を見て

ただただ広い廊下を歩いていく

ちょっとは教えてくれてもいいのに

すると、ある教室の前で足を止めた

「ここだ」

「・・・ここって」

「入ってみればわかる」

「・・・っ」

う、あ、足が震えてきた

「お前、マジビビリだな」

「だ、だって・・・」

「幽霊とかは怖くねぇーんだろ?」

「こ、怖いよ・・・
 みんな、みんな怖い・・・」

「ちょっとはその性格も
 変わればいいのにな」

奴はフッと笑いドアを開けた

そのこに居たのは

「こんにちわ、
 お待ちしてました、小清水さん」

綺麗で美しい印象の

長身でスラッとした女の子

「いらっしゃ~い!」

明るくて可愛い感じの女の子

「この子が小清水小豆ちゃんかぁ!」

元気で、デカ男みたく

チャラチャラした感じの男の子

「・・・」

真面目で無口・・・そうな男の子

計4人の男の子と女の子

「こいつらが、お前に紹介したい奴ら」

「こ、この人達が・・・私に・・・?」

「ようこそ、CRSへ」

真面目で無口そうな男の子が

口を開いた

「あ・・・あの・・・」

「CRS、これは俺達の部活、件、チーム名だ」

戸惑いを隠せない私に、

チャラチャラした男の子が喋りかけてくれた

「え・・・えっと・・・」

「んもー!
 2人とも、小豆ちゃんが怖がってんじゃん!」

可愛い感じの女の子が2人の間を割って

私に近寄る

「私の名前は、秋山色葉!よろしくね!」

「・・・はぁ」

「んで、この美形の女の子は北河鈴可!
 みんなは、りーちゃんって呼んでるよ」

「よろしくっ」

「それで、このチャラ男は萩原結城っ」

「チャラ男って・・・失礼だなお前!!」

「ほんとの事でしょー!?」

「ちがうよぉお!」

「んで、最後に無口で冷血な
 この男が夜神千歳、あだ名は千ね」

「・・・」

色葉って子がずらーっと

私に簡単な自己紹介をしてくれた

「んで、最後に俺、
 大野大地で、チームCRSだっ」