また、明日。【完】






16年に渡る、長く苦しい闘病生活。





普通の人では歩けなかっただろう、とお世話になった前の病院の院長先生が言ってくれた。




病棟であんなに明るかった人は他にはいなかった、と言ってくれた。


大げさに言ってくれたのもわかっていたが、とても嬉しかった。