警視庁捜査一課の事件録

「あいつに再会したのは、
三か月前くらいのことです。

武志が僕の会社に会いに来たんです。
すぐにわかりました武志だと、
そらそうですよね、
あれだけ似てるんですから・・・

弟は俺に金をせびって来た。」


「お金を?」


「はい、あいつは俺を恨んでました。
離婚した時に、俺が母方に付いたことを・・・
あいつも母親といたかったんです。」


「・・・・・」


「俺は断りました。
母方に付いたのは俺が決めたことじゃない、
親が選んだことだから。

すると武志は黙って去って行きました、
それで終わったと思ってた。

けど、武志は終わってなかった、
美加に手を出したんです。」