「寒くなってきた…な。
車ん中で話そうな…」
車まで戻り
乗り込んだ…。
「加奈枝…お前がオレの事を想ってくれてた事は…マジビックリだったけど男として女から惚れられるのは…喜ばしいこと。本当はお前の気持ちは、嬉しかったんだ…」
「…私もあの時は、例え叶わなくても伝える事だけはしたかった。やらずに後悔するのだけは…ね。貴方をずっと好きだったけど彼女がいる事は知ってた…でも…」
「お前いったいオレのどこに惚れたんだよ……」
「どこって…ぜーんぶ♪」
「は…わからんぞ…」
「特にその口の悪いトコロ~」
「いずみからも言われた…女ってヤツはワケわかんねぇ~な…」
「強い男のイメージ。」
「なんでだよ…オレ強くなんてねぇよ。」
「なんでだろうね…どういう所にか?って言われたら困るけどそれでも私は自然に好いていったんだと思う。そういう要素が何らかに貴方の中にあるのよ」
「そっかな~…オレはそんな野郎だけど…
でも…
変わったアイツ…
ワガママなアイツ…
そしてオレもワガママこれお互い…
それを引っ括めてまた惚れてくれた女…いずみが一番なんだよ…
そんなオレにとって…
巌本いずみ!!
アイツは最後の女…」



