「よく…わかった…本当に孝次兄貴と…いずみさんへは申し訳ないことを私はした…
さよなら……貴方の幸せをずっと祈ってる…
貴方のことは忘れない…
お元気で…」
…さよなら…
…元気で…
そう言い残してアイツが去ったあと…
アイツが去った…あと…の
公園通りに…オレは一人
恋愛なんて誰かが誰かを傷つける…
そう…男と女は
一歩間違えれば傷つけ合う関係になっちまう。…そんな…
ふれ合いだよ…
かつて
あの
いずみのことだって
オレは…
そんな事を考えながら…しばらくこの場を離れなかった。
そばのベンチに座り…
目を閉じたまま…
……静かに考える…
どのくらいの時間が経っただろう…
オレはここに持って来た最後のタバコに火を着けた…
…吸い終わると
靴の爪先で
吸殻を
ガーッと踏みつけて消した…
…オレが破壊したんだよ……
一人になって急に何とも言えねぇ寂しさに襲われた…



