菜「こんな感じですねっ!」

へへって笑った。

光「……。」

何か言ってもらわないと困るんだけど。

光「何で笑うの?」

菜「何でって…笑うしかないじゃないですか!」

光「辛くないのか?キツくないのか?」

菜「別に平気です。」

光「んなわけないだろ。じゃあ、何でそんな泣きそうな顔してんだ?」

えっ?

菜「そんなこと…」

光「泣けよ。泣いたらスッキリすんぞ。お前は間違ってない。どーせまだ泣いてないんだろ?」

菜「でも…」

そう言いながらも目が潤んできた。

光「辛かったな…」

そう言われた瞬間涙が溢れてきた。

菜「ほんとは…キツくてグスッ…つ、つらかった。でも…誰も頼る人いなくて…か、香奈ちゃんだけにしかやめた後に言えなかった。」

光「うん…もう何も言わなくていい。思いっきり泣け。」

菜「うっ…うわぁぁぁぁぁん!」

光希先輩はずっと背中をさすってくれた。