応援団の集まりで、団長・副団長を 決めることになった。 でも、誰も「やりたい!」 とは言わなくて。 結局、団長はA組のみゅうじ になった。 副団長は、龍栄がやることに。 大きくて、張りがる声だった。 その時、初めてしゃべった・・・と、思う。 私達 紅組は、放課後も昼休みも ずっと、練習をがんばった。 そして、本番が来た。