わたしとちさは自転車通学。


帰りも自転車で帰る。


前にいるちさの髪が風に吹かれてなびいている。


坂をくだりながら目の先には青い海がひろがっている。



今は自転車のタイヤの音が聞こえているけど、

道にとまれば、波の音が聞こえる。



私の街。



海の街。