「着いた!」
ここは、競技場。
「はい。」
渡されたものは観戦チケット。
「これね、部員から貰ったの。」
「へぇ。」
その部員に感謝します。
なんとその試合は俺が好きなチームのだったから。
「このチーム、鷹野好きなんでしょ?」
「うん。」
でも何で、園田は知っているんだ?
「何で知っているのかって思ったでしょ?
中上くんから聞いたんだよ。」
優斗…
お前ってやつは…
「これで元気をサッカー部に勧誘しろっ!だって。(笑)
ウチに命令するなんて百万年早いのよ!」
優斗、必死だな。(笑)
「それでさ、「もういいかな。」
「えっ?」


