「か、なめくん?」



私は、若干上目遣いで見ると

要くんは、さっきよりも強く抱き締めてきた。




「ずっと…、妹じゃなくて女性として見てましたっ…」



「え……?」



嘘…でしょ?


いきなりのことで頭がついてかない。