少し探すと…


「あ…いた」


要くんは木の下に寝ていた。


私は要くんのところに駆け寄っていく。



桜の花びらが頭に乗ってる。




「可愛いな」



花びらを取りながら、そう言うと

要くんは、いきなり目を開けた。