「はい、じゃあコレとコレとコレ。解いて下さい」



ドサッと音を立て、机に置かれた問題集たち。


私の頭はこの光景がとんでもなく嫌みたい。


何故なら、ブルッと寒気がした…。





「あの…ちょっとだけ少なく「なりません」」




私の小さな願いは、直ぐにも砕け散り、要くんの顔は有無を言わせない表情。


はぁ…こんなにしなきゃなのか…。