「落胆してないで、勉強しましょう」 要くんは、私の顔を真剣に見て言った。 私は、その要くんの言葉に感動……していた。 「正常な頭になるように、僕が手伝いますから安心してください」 正常な頭…… なんか、失礼…。 「よろしくお願いします…」 私はぺこりと頭を下げて、言った。 少しの不満を持ちながらだけど。