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 満月に起きたそれは、ようやく訪れた解放の瞬間。





 誰の為に。

 何の為に。





 全ては月が知っている。







 ―――刺激は上々。







 花は、開花を始めている。

 求めるカタチになるのも、そう遠い日ではないだろう。

 だがもう一つ、やらなけらばならないことがある。

 新しいカタチを創るには、古いカタチを壊さなくては。