「ふぅ・・・まさか、本気であのスラムキングを手に入れられるとはな・・・。」 軍艦の中。 水練はブリッジで関心といわんばかりの声を上げた。 「付き合いはそれなりに長いのでね・・・弱点は承知しているさ・・・。」 アルクはそれ以上は語ろうとせず、ブリッジから席を立つ。 「どこに行くんだ?」 当然の質問。 「トイレだよ。」 適当な言葉でごまかしておいた。