「マリー。どうして死にたいなんて思うの?」 茶神は銃口を向けたまま俯いた。 ポケットから取り出した紫色の便箋を捨て、俯いたまま笑う。 「…え、それじゃぁ、サガミくんが『紫神』の」 「僕は今この時より、君を殺せる資格を得た者。君にとって僕は神。だから僕は君を 殺す。だけど…ひとつ問う。何故、神の遣いである君が死を望む…ナゼ」