「えーと…始めて店に行った時に居た、銀髪金目の少年ですよね。あの、凄く綺麗な男の子」

 クスリとネコ耳男は笑った。

 「男の子、ですか」

 「あっ!ご、ごごごめんなさい!アルジに失礼ですよね!」

 慌てて誤魔化す青年に、ネコ耳男は笑った。

 「いえ、本人の前で言わなければ問題ありませんよ。キースさんの主に対する第一印象はどんな感じでした?」

 青年、キースはあははと気まずそうに笑った。