――――――――――――* 翌日、愛夏は普通に学校に来ていた。 昨日女子たちが放課後に愛夏の家に行って話したらしい。 女子たちは牧に謝れば私達は許す、 それが女子たちの愛夏に対する答えだったらしい。 「ねぇ牧君、放課後いい??」 愛夏が恐る恐る牧に話しかけた。 牧はただ首を立てにふって目も会わせようとしなかった。 しかし、愛夏はそれに満足したのか笑顔で立ち去って行った。