その友達はモデルをやめて

噂を聞いた後毎日その彼女の家に行って

話をしようとしたらしい




最初は会ってもくれなかったが

徐々に話をしてくれるようになり




その真実がこれだった








「・・・・・・・でも、なんで?」




彼女がいるっていっても

その人までは特定できなかったはずなのに





「・・・・・・そんなの簡単だろ

 断ってから何回か家に行ったし

 後つけられたらすぐわかる」





「・・・・・・・そんなことって」







それからその友達は雛乃に話をつけに行ったらしい

でも、話なんて通じるはずなかった




こっちは彼女から直接聞いてるって言っても

余裕の表情を浮かべてただ笑っていた