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「お疲れ様でしたー」
日が少し傾いて、撮影が終わった
それでも暑いのはあまり変わらないけど
「いやぁー、俺砂だらけっ!」
「海パンの中まで砂はいってるわっ!」
更衣室で脱ぎながら口々に言っていた
海の中はいったり、ビーチバレーをしたり
撮影のためとはいえみんななかなか楽しんでいた
俺はというと同じことはするものの
楽しいとかそうゆうのじゃなくて
もう、早く帰りたかった
たまに長谷川 雛乃がわざと自然に
胸を当ててきたりして
さらに憂鬱になった

