今日は理科室でアサリの解剖実験だ。
ダルいなぁ。
でも哲哉と向かい合わせに
座れるから私は少し嬉しかった。
「さぁ、アサリの解剖を始めようか。」
先生が説明をしながらみんなが
アサリを切ったりしていく。
私の班は解剖がすべて終わった。
私は暇だったので、アサリをつついていた。
あれはつつくという行為よりもっと
エグいことをしていたのかもしれない。
「もう止めとけw」
哲哉が私の腕を掴みながら言った。
少しドキッとした。
―――哲哉の好きな人って…
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