「ど、どう?痛い??」



「ん…結構」



それからあたしは大地を

保健室に連れて行ったものの…

先生が居なかったため、

苦手な治療をしている…。



「ご、ごめん…あたし
 こういうのに慣れてなくて」



「別にいいけど…
 何でそんな声震えてるんだ?」



ドキッ!

ガッシャーン!!


あたしは聞かれたことに

動揺を隠せなくて、床に

ピンセットを落としてしまった。