便利屋




ぼさぼさの男と真央さんの会話に俺はついていけず。



それでも、なぜか…

わかったんだ。



わかったとゆうよりは…

俺のなかでその名前の存在は、ひとりしか受け付けないんだ。




「そうよ、パパ。ママが本当に結婚させようとしてるのは…」


「…ナオ……?」




─────‥奈央…!