「そこの廊下って、お昼休みには人がいっぱいいるんだって。」 『ふーん。』 「だから、私と蓮の噂が立てば…害虫さんも少しは減るかなって。」 『害虫さんねえ…。』 奈央の容姿は、はっきりと言ってしまえば…この学校一の美少女だろう。 それも、ごく最近転校してきたばかりとゆうのだから、人々の関心は高いはずだ。 『てかさ、』 奈央に告白してくる男子生徒は、あとをたたない。 次から、次へと… 「ん?」