便利屋




───突如、耳の辺りに違和感を感じた。


顔をあげて周りの様子を確認しようとすれば…目の前に奈央のドアップがあった。



「あ……ごめん。起こしちゃった…。」



状況が理解できなくて、まばたきを繰り返す。



「…起きないから…シュークリーム、冷蔵庫しまったよ…?」




………そうか。


奈央の横顔を見ながら物思いにふけり、寝ちゃったのか。



『…あ、…ごめん。寝ちゃってたのか。』



奈央の顔がやわらかに笑顔をつくる。



「んーん♪だいじょうぶ。…寝顔、かわいかったし♪」


『かっ、可愛い…!?』


「あははっ動揺してるー♪」


『お前が可愛いとか意味わかんないことゆうからだろ!』


「だって可愛いものは可愛いんだもーん♪」