便利屋




「そろそろ、いいかい?」


そこには、いつもは慈愛に満ちている優しい華おばあちゃんの瞳はなかった。

キリッとした、指導者のような厳しい瞳だった。



「みんな…とゆうか、ヒロくん。この状況がよくわからないんじゃないかい?」


こんな華おばあちゃんに、いつものように笑顔で答えることなんてできなかった。


『…はい。』


こうしてキリッとした華おばあちゃんをみると、思っていたよりも華おばあちゃんの年齢が若そうだ。

いつもふわふわとした優しいおばあちゃんのイメージしかなかったから…。