はぁ……
うぜぇ……。


俺は大須を無視して立ち去ろうとする。


「あっ!ちょっとぉ~!
亮まってよぉー!」


大須は俺を追いかけて来て腕を掴む。


『んだよ……。離せ。』


「えぇー。やだぁー。」


『あ゛ぁ?』


「だってぇ昨日、亮ってば
瑞希の事、置いていったでしょー!」


『だから何だよ。』