「あっ!じゃあ、亮くんは高校生なの?」


『あぁ。お前は?いくつ?』


「17!!名前は優美だよ!」


優美……。


『じゃあタメだな。』


「そーなの?」


『あぁ。』


無邪気な優美の反応が、おもしろくて
思わず微笑んだ。


優美は俺の笑った顔を見て
嬉しそうな顔になったが
すぐに泣きそうな顔になった。


どうしたんだろう?